かもめクリニックに入職する前は様々な医療現場を経験しました。
その経験を活かし患者さまの症状を見ながら、気遣いやアドバイスができる看護を心がけております。
8時間の長時間透析は、身体への負担が大きいというイメージをお持ちの方が多いようです。「高齢者には、難しいのではないか?」という質問を受けることもあります。そのような心配をされている方には、透析の回数を増やして対応することがあります。例えば、8時間透析を週に3回するのではなく、6時間透析を週に4回へに変更したり、中には6時間よりも長い透析を週4回している方もいらっしゃいます。
かもめクリニックでのやりがいは、日に日に元気になっていく患者さまの姿を近くで見られることです。長時間透析でしっかりと毒素を抜き、栄養価の高い食事をすることで、体力が回復し、表情も明るく変わっていきます。透析後は疲れて、帰宅後も動けなかったけれど、今ではある程度の家事ができるようになった患者さまや、趣味を増やしたりする患者さまもいます。こういった患者さまたちの変化が、私たちの励みになっています。
透析看護でとくに気をつけているのは、患者さまへの言葉遣いです。
自分の何気ない一言で患者さまを傷つけてしまわないように、いつも注意しています。
透析看護は患者さまと長い付き合いになるので、慣れ親しみ過ぎて、
言葉への緊張感が薄れてしまうことがあります。これに関してはその都度改めるように心がけています。
また色々な病棟にいた経験を踏まえて、患者さまの症状を見ながらアドバイスをすることもあるのですが
その際も言葉には十分に気をつけています。
看護師 黒澤